BLOG
2.242025
和紙の透け感を生かした「折り包み」
和紙の透け感を生かした繊細な美しさのあるラッピングです。 薄い和紙ですが2枚重ねて使用します。 季節のイメージに合わせて4パターンの重ね方をご紹介しています。
使用する和紙
今回使用する和紙は、落水紙と呼ばれる薄い柄の和紙です。この和紙は、軽やかな印象を与え、透け感が美しいため、ラッピングに最適です。
春の和紙のイメージ
平判紙 お菓子の色(ストロベリー) + 桜(白)
この組み合わせは、春の訪れを感じさせる明るい印象を与えます。
夏の和紙のイメージ
平判紙 お菓子の色(レタス) + 麻の葉(もえぎ)
この組み合わせは、清涼感を演出し、夏の暑さを和らげます。
秋の和紙のイメージ
平判紙 お菓子の色(カキ) + 青海波(白)
この組み合わせは、秋の豊かさと美味しさを表現しています。
冬の和紙のイメージ
平判紙 お菓子の色(えびせん) + 七宝(白)
この組み合わせは、冬のご挨拶や贈り物に最適で、温かさを感じさせます。
折り包みの材料準備
折り包みを始める前に、必要な材料を準備します。まず、和紙を2枚用意しましょう。選ぶ和紙は、落水紙のような薄い柄のものが理想的です。次に、包むアイテムに合わせたお菓子や小物を用意してください。
必要な道具
- 和紙(平判紙/お菓子の色 カキ1枚、平判紙/青海波 白1枚 )
- 包むアイテム
- ハサミ
- カッター
- 紙ひも
折り包みの包み方
次に、実際の包み方を説明します。まず、和紙を二枚重ねて、包むアイテムのサイズに合わせてカットします。
和紙のカット方法
- 包むアイテムのサイズを測ります。
- 和紙を一周プラス三分の一程度のサイズでカットします。
- 天地を決め、上側を少し短くカットします。
カットが完了したら、包むアイテムを中央に置き、和紙を折りたたみます。
包む手順
包む手順は以下の通りです。
- 裏面を下にして包むアイテムを置きます。
- 右側を半分の位置で左側に重ねます。
- 左と右を逆に折り、天地を上に折り上げます。
- 最後に、地面の方を差し込んで形を整えます。
この手順を踏むことで、きれいに包むことができます。
リボンでの仕上げ
包み終わったら、次はリボンをかけて仕上げます。紙紐を使うのが一般的ですが、他の素材でも構いません。
リボンの結び方
- 紙紐を一周回し、前でリボン結びをします。
- リボンの長さを調整し、余分な部分をカットします。
- リボンの形を整えて完成です。
このリボンが、包みの魅力をさらに引き立てます。
さまざまな応用方法
折り包みは、贈り物だけでなく、様々なシーンで応用できます。
応用アイデア
- 季節の行事やイベントに合わせたラッピング
- お礼やお祝いの贈り物
- 自宅でのディスプレイアイテムとして
- パーティーや集まりでのテーブルセッティングに
これらのアイデアを活用することで、折り包みの楽しみ方が広がります。
まとめ
和紙を使った折り包みは、手軽でありながら美しいラッピング技術です。準備から包むプロセス、仕上げ、応用方法までを学びました。
ぜひ色々な和紙やリボンを試して、自分だけのスタイルを見つけてください。さまざまな素材を組み合わせることで、より個性的な折り包みが楽しめます。