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2.62025
小さな紙でもできる可愛い「手さげ袋」の作り方
このブログでは、小さな紙を使って可愛い手提げ袋を作る方法をご紹介します。手作りの楽しさを感じながら、実用的で魅力的なラッピングを楽しんでみましょう。
はじめに
和紙の柔らかな質感と独特の風合いを生かしたこの手提げ袋は、ギフトやお土産、日常使いにも最適です。手作りならではの温かみと、和紙の上品さが調和した素敵なアイテムを一緒に作っていきましょう。
必要な材料の紹介
手提げ袋を作るために、以下の材料を準備しましょう:
- 和紙(平判紙またはロール紙/しわしわし×1枚)
- 持ち手用の紙バンド
- 中芯用厚紙 厚めの包装紙や厚紙 A4サイズ程度×1枚
- ハサミ
- カッター
- のり
- 一穴パンチ(穴あけ)
- 両面テープ
- PPバンド(オプション)
和紙は、しわが多くついた厚手のものを選びましょう。表面がツルツルしていて、裏側が少しざらついているものが理想的です。

紙バンドは持ち手を作るのに使用します。丈夫で扱いやすいものを選んでください。装飾用紙は、お好みのデザインや色合いのものを選びましょう。

PPバンドがない場合は、3cmほどに切った硬いプラスチック片でも代用できます。荷物の梱包材などで見かけたら、取っておくと便利でしょう。
紙の準備と折り方
まず、A4サイズに切った和紙を横長に置きます。和紙の裏側を上にして作業を始めます。

基本の折り方
- 左端を約1cm折ります。
- 折ったままの状態で紙を半分に折ります。
- 開いて、右端に両面テープを貼ります。
両面テープを貼る際は、端にできるだけ近づけて貼ることがポイントです。剥離紙は少しずつ剥がしながら貼ると、きれいに仕上がります。

筒状にする工程
次に、紙を筒状に形作ります。これが手提げ袋の本体となります。
筒状にする手順
- 両面テープを貼った右端を、左端の折り目に合わせて貼り付けます。
- 剥離紙を少しずつ剥がしながら、端から順に貼っていきます。
- 最後まで丁寧に貼り付けて、筒状にします。

この工程で丁寧に作業することで、きれいな筒状の形が作れます。端がずれないように注意しましょう。
底の部分の作成
手提げ袋の底は、安定性と収納力を左右する重要な部分です。以下の手順で丁寧に作成しましょう。
底の作成手順
- 筒状にした紙の下端から約7.5cmのところで折り目をつけます。
- 折った部分を立ち上げ、中に手を入れて広げます。
- 横のラインが底のラインと一直線になるように折ります。
- 反対側も同様に折ります。

7.5cmという寸法は、A4サイズの紙を使用した場合の最適な長さです。紙のサイズが変わる場合は、適宜調整してください。
底の補強
底の部分をより丈夫にするために、以下の手順で補強します:
- ひし形になった底の部分を、中心線に沿って上下から折ります。
- 折り線をしっかりつけたら開いて、両面テープを貼ります。
- テープを貼った部分を折り畳んで固定します。

この補強により、手提げ袋の底がしっかりとした形状を保ち、物を入れても崩れにくくなります。
上部の折り方
手提げ袋の上部は、見た目と使いやすさに大きく影響します。以下の手順で丁寧に仕上げましょう。
上部の折り方手順
- 袋の上部を希望の長さで内側に折ります。
- 折り線をしっかりつけたら開いて、中に折り込みます。
- 折り込んだ部分が袋の中央に収まるようにします。

上部の折り方は自由度が高いので、好みの長さや形状に調整できます。使用目的に合わせて折り方を工夫してみましょう。
持ち手の作成
最後に、持ち手を作成して取り付けます:
- 紙バンドを6本程度に分けます。
- PPバンドを使って紙バンドを裂きます。
- 裂いた紙バンドを袋の幅に合わせて切ります。
- 厚紙に両面テープで紙バンドを貼り付けます。
- 完成した持ち手を袋の内側に貼り付けます。

持ち手の長さや幅は、袋のサイズや用途に合わせて調整してください。両側の持ち手の長さが揃うよう、慎重に作業しましょう。
以上の手順で、和紙を使った美しい手提げ袋が完成します。自分好みにアレンジを加えたり、さまざまな和紙を使って作ってみたりと、創造力を発揮して楽しんでください。手作りならではの温かみのある手提げ袋は、贈り物を入れるのにも最適です。
持ち手の作成
手提げ袋の仕上げに欠かせない持ち手の作成に移りましょう。美しく機能的な持ち手を作るためのステップを詳しく説明します。
紙バンドの準備
まず、紙バンドを適切なサイズに分割します。通常、紙バンドは12本の細い帯で構成されています。
- 紙バンド全体を6本程度に分割します。
- ハサミを使用して、6本目と7本目の間の谷の部分に1〜2cm程度の切り込みを入れます。

PPバンドを使った裂き方
次に、PPバンドを使用して紙バンドを効率的に裂きます。
- 切り込みを入れた部分にPPバンドを差し込みます。
- 紙バンドの端をしっかりと持ち、PPバンドを押し進めるように動かします。
- この動作で紙バンドが綺麗に裂けていきます。

持ち手のサイズ調整
持ち手のサイズは袋の大きさに合わせて調整することが重要です。
- 袋の横幅よりも少し小さめに切ります。
- 幅は袋の上部の折り返し部分よりも少し広めにします。
持ち手の補強
持ち手の耐久性を高めるために、以下の手順で補強します。
- 厚紙を用意し、持ち手の形に合わせてカットします。
- 両端から1cm内側に線を引き、その線に沿って紙バンドを貼り付けます。
- 中心線を引き、全体に両面テープを貼ります。

この補強により、持ち手が丈夫になり、長期間の使用に耐えられるようになります。
持ち手の取り付け
完成した持ち手を袋本体に取り付けていきます。正確な位置に取り付けることで、見た目も機能も向上します。
取り付け位置の決定
- 袋の上部を半分に折り、中心線を軽く付けます。
- 持ち手も同様に中心線を付けます。
- 袋と持ち手の中心線を合わせます。
取り付けの手順
以下の手順で持ち手を慎重に取り付けます:
- 袋の上端からわずかに下がった位置に持ち手を配置します。
- 持ち手の剥離紙を剥がし、中心線を合わせて貼り付けます。
- 反対側も同様に貼り付けます。

両側の持ち手が同じ位置になるよう、慎重に作業を進めてください。
仕上げのポイント
- 持ち手が反対方向に曲がっている場合は、軽く回して調整します。
- 両側の持ち手の高さや角度が揃っているか確認します。
これらの手順を丁寧に行うことで、美しく機能的な持ち手付き手提げ袋が完成します。
完成した手提げ袋の確認
手提げ袋が完成したら、以下の点を確認して仕上がりを評価しましょう。
機能性のチェック
- 底のマチがしっかりと開くか確認します。
- 持ち手が適切な強度で取り付けられているか試します。
- 実際に物を入れて、安定性と収納力をテストします。

デザインの確認
完成した手提げ袋の見た目も重要です。以下の点に注目してください:
- 全体的なバランスが取れているか
- 和紙の風合いが活かされているか
- 持ち手と本体のデザインが調和しているか
必要に応じて微調整を行い、満足のいく仕上がりを目指しましょう。
アレンジのアイデア
基本の手提げ袋をマスターしたら、さまざまなアレンジを試してみましょう。創造性を発揮して、独自の手提げ袋を作り出すことができます。
サイズのバリエーション
用途に合わせて、さまざまなサイズの手提げ袋を作ることができます:
- 小さめサイズ:アクセサリーやお菓子のギフト用
- 中サイズ:日用品や書籍の持ち運び用
- 大きめサイズ:衣類や大型の贈り物用

まとめ
本動画で紹介された材料は、LadyRisa YouTubeストアでも販売されています。詳細は動画の概要欄をご確認ください。
手作りの温かみと和紙の上品さが調和した手提げ袋は、贈り物を入れるのにもぴったりです。この記事を参考に、ぜひ素敵な手提げ袋作りにチャレンジしてみてください。