このブログでは、少しのあまり紙を使って、簡単におしゃれなギフトタグを作る方法をご紹介します。ここくる先生と一緒に、様々なパターンのタグを作成して、ラッピングを楽しみましょう！

はじめに

ギフトを贈る際、タグは欠かせないアイテムです。しかし、特別な紙を用意する必要はありません。身近にある小さな紙でも、おしゃれなタグを簡単に作ることができます。

今回は、様々なパターンのタグ作りをご紹介します。ちょっとした工夫で、ラッピングがより楽しくなりますよ。

材料の紹介

• 「折る」タグ用紙　インクジェット紙　A4サイズ　×　1枚
• 「重ねる」タグ用紙　平判紙/麻の葉　白　A4サイズ　×　１枚
• トレーシング・ペーパー　A4サイズ×　１枚 （文具店や100円ショップなどでも購入できます）
• 「貼る」タグ用紙　貼り合わせ厚紙　七宝　ココナツ　A4サイズ　×　１枚
• 「はさむ」タグ用紙　インクジェット紙　渦巻/クリーム　A4サイズ　×１枚
• 使用する道具　1穴パンチ（穴あけ）・はさみ・クラフトパンチ・ハトメ用金具・メッセージのシール・スタンプ・輪ゴムなど

これらの材料を使って、様々なパターンのタグを作っていきます。それぞれの材料の特徴を生かすことで、オリジナリティあふれるタグが完成します。

タグ作りの基本

タグ作りの基本は、シンプルな形から始まります。以下の手順で、基本的なタグを作ることができます：

1. 紙を適切なサイズに切る（例：3cm×5cm）
2. 上部中央に穴を開ける
3. 上部の角を丸く切る
4. 紐を通す

この基本形をマスターすれば、アレンジを加えて様々なデザインのタグを作ることができます。

基本的なタグの作成

シンプルな縦長タグ

最も基本的なタグは、縦長の形状です。以下の手順で作成します：

1. 厚紙を3cm×5cmにカット
2. 上部中央に穴を開ける
3. 上部の角を丸く切る
4. 紐を通す

紐の通し方には2種類あります：

• 普通に穴に通して結ぶ
• 紐を半分に折り、折り目を穴に通してループを作る

ループ方式を使うと、タグが常に表を向くようになり、見栄えが良くなります。

切り込み入りタグ

次は、切り込みを入れたタグです。これは既にラッピングされたギフトに後からつけるのに便利です。

1. やや小さめの紙を用意
2. 縦長にして上部中央に穴を開ける
3. 上部の角を丸く切る
4. 穴の上に切り込みを入れる

このタグは、リボンやひもに直接挟むことができます。メッセージを追加したい時や、ちょうど良い紐がない時に重宝します。

別のパターンのタグ作成

折り紙風タグ

柄のある紙を効果的に見せるタグの作り方です：

1. 紙を横長に半分に折る
2. クラフトパンチで模様を抜く
3. もう一度折り、上部に穴を開ける
4. ゴムを使って留める

このタグは、たくさんの言葉やメッセージを書きたい時、レシピを添えたい時などに適しています。

和紙を使ったエレガントタグ

落水紙の美しい柄を生かしたタグの作り方です：

1. 落水紙とドレッシングペーパーを重ねる
2. 縦長にして上部中央に穴を開ける
3. ハトメを使って穴を補強する
4. 上部の角を丸く切る
5. 必要に応じてメッセージを書く

ハトメを使うことで、和紙の柔らかさを補強しつつ、エレガントな印象を与えることができます。

これらの様々なタグ作りの技法を組み合わせることで、贈り物に合わせた最適なタグを作ることができます。小さな紙の端切れも大切に使い、ラッピングをより楽しく、個性的なものにしていきましょう。

横長タグの作成

次に、横長タグの作成方法をご紹介します。このタグは、柄のある紙を効果的に見せるのに適しています。

材料と手順

• 柄のある紙（今回は七宝柄のカード紙を使用）
• クラフトパンチ（ハート型など）
• 穴あけパンチ
• カラーゴム

作り方

1. 紙を横長に半分に折ります
2. クラフトパンチで模様を抜きます
3. もう一度折り、上部に穴を開けます
4. カラーゴムを使って留めます

この横長タグは、たくさんの言葉やメッセージを書きたい時、レシピを添えたい時などに最適です。特に手作りジャムなどの手作り品に添えると、より心のこもったギフトになります。

タグの活用方法

例えば、手作りジャムにこのタグをつける場合は以下のようにします：

1. ゴムを半分に折り、穴に通します
2. 両端を穴に入れます
3. ジャムの瓶の周りの長さを測り、少し短めにゴムを結びます
4. 余分なゴムを切り取ります

このようにして作ったタグは、ギフトに華やかさを添えるだけでなく、実用的な情報も記入できる便利なアイテムとなります。

洛水の柄を生かしたタグ作成

作り方

1. 落水紙とドレッシングペーパーを重ねます
2. 縦長にして上部中央に穴を開けます
3. ハトメを使って穴を補強します
4. 上部の角を丸く切ります
5. 必要に応じてメッセージを書きます

このタグは、ハトメを使用することで和紙の柔らかさを補強しつつ、エレガントな印象を与えることができます。落水紙の繊細な柄が、ドレッシングペーパーを通して柔らかく透けて見える効果も楽しめます。

タグの取り付け方

完成したタグは以下の手順でギフトに取り付けます：

1. 紐を半分に折ります
2. 折った部分をハトメの穴に通します
3. 紐の両端を輪っかに通してミュートします
4. ギフトの箱や包装に挟んで結びます

この方法で取り付けると、タグが常に表を向いた状態で安定します。

メッセージタグの完成

最後に、メッセージを書き入れてタグを完成させます。ドレッシングペーパーの上からメッセージを書くことで、和紙の質感を生かしつつ、文字を書きやすくすることができます。

メッセージの書き方のコツ

• 落ち着いた色のペンを使用し、和紙の雰囲気を損なわないようにします
• 筆ペンを使うと、より和風な印象になります
• 短い言葉で気持ちを込めて書くのがおすすめです

メッセージを書いたら、タグの完成です。このようにして作ったタグは、ギフトに添えるだけで、贈り物の価値をさらに高めることができます。

まとめ

今回ご紹介したタグ作りの方法を活用することで、さまざまなシーンに合わせたオリジナルタグを作ることができます。以下に、タグの活用方法をまとめます：

活用シーン

• 誕生日プレゼントに添えて、お祝いの言葉を書く
• 季節のギフトに合わせて、和紙の柄を選ぶ
• 手作り品に付けて、レシピや材料を記入する
• 結婚式の引き出物に添えて、感謝の気持ちを伝える

タグ作りのポイント

1. ギフトの内容や相手に合わせて、適切な大きさと形を選ぶ
2. 紙の特性を生かし、折り方や切り方を工夫する
3. ハトメやクラフトパンチなどの道具を使って、デザイン性を高める
4. メッセージは簡潔に、心を込めて書く

これらの方法を組み合わせることで、一つ一つのギフトに合わせた最適なタグを作ることができます。小さな紙の端切れも大切に使い、ラッピングをより楽しく、個性的なものにしていきましょう。